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選んだ訳でなく ただ駆け込んだ宿だったが ここがかなりいい
人も親切で 部屋もきれい wifi もついていた
フロントデスクの女の子とも仲良くなった
彼女の名前は Thin
昨晩の事を 話した
彼女は vietnamese traditional tour (死ね) はそういう事をよくする
と教えてくれた バスの中に一緒にチキンや犬が連れ込まれる事もある
と教えてくれた
確かにあのバスは座席下のコンパートメントも
後ろの方の座席も 荷物で山積みだった
聞くと ここのホテルでも バスのブッキングをしていると言う
Thin が ここのバスならそんな事は絶対ないと約束したので
その晩発のバスを ブックする事にした
Ha Thin という所まで sleeping bus で行き
そこから違うバスに乗り換え 国境を越えvientian まで行くという
何度も 何度も どういうバスなのかを確かめた
彼女は 何度も AC付きの大型バスで 昨日の様な事にはならないと
約束するので 私達は 今度は大丈夫だと確信し その日のうちに発つ事にした
6:00pm ホテルに迎えがくる
今度は taxiで われわれの他に アメリカ人のカップルが乗っていた
バスは Thin の話していた通り 大型のsleeping bus だった
全ての座席が bed になっていて 幅は狭いものの しっかり横になって寝れる
なかなか居心地はいい
バスに乗り込むと
しばらくして 嵐の様な 天候に変わった
ひどく雷が響き 雨は前が何も見えないほど激しい ・・・
また 簡単な道のりにはならないのかもしれない
2:00am 起こされる
いつの間にか Ha Thin に着いていた
簡単な休憩所みたいな所で たくさん人がいて 食事などしていた
ここで 次のバスに乗り換える
荷物とともにおろされ 乗り換えるバスを探すが
そこには 荷物が屋根にこんもり積まれた 中型バス しかいない
どのバスに乗り換えるのか聞くと まあ待てと言う
その場にいた 他のtourist 達に聞いてみる
彼らも他のバスでここへ来て vientian 行きのバスに乗り換えるのを待っていた
!
仲間を見つけた
彼らの輪に参加し 話をしながら 待っていた
私達の乗ってきたバスは もういない
あるのは その荷物のバスだけだ
しばらく待って そのバスの乗客たちがバスに乗り込む
と ドライバーたちは私達も乗れという
バスは vientian 行きだった
ただ 30人乗りくらいのそのバスは すでに40人は乗っている
そこに 私達7人が 乗る座席どころか荷物を置くスペースすらない
バスを仕切るのは ハタチくらいの男
こいつが ひどく横暴で 私達を無理矢理バスに押し込む
そこには既に 満員の座席と 通路にずらっと座る人と荷物
どう考えても 定員オーバー ×10
男は さらに人間を後部に押し込み 私達を最後に押し込んだ
信じられない光景がそこにあった
3:00am めいっぱい詰め込まれたそのバスは 出発した
私は 通路のわずかな隙間に 中腰の様な形で いた
前も後ろも左右も 間隔などなくびっしり人間がいた
こんなに 居心地の悪い空間は初めてだ
しかも vientian まで あとゆうに7時間はある
・・・ nightmare again
く〜 おまえもか Thin
Thin のにっこり笑う笑顔が 思い出される
結局 こんな事に ・・・
唯一の救いは 今回は仲間がいる事
とりあえずは 何かあったら助け合える仲間がいる
走り出したバスは 居心地最悪だけど
ここまで来て なす術がない
とりあえず様子を見る事に
もちろん眠れる状態ではない
座席のある人たちは 夜中の3時 もちろん寝ていたけど
私はただ ぐったり
時間が過ぎるのを待つしかなかった
辺りが明るくなり 景色が見えるようになっても
景色を楽しむ余裕は ない
睡眠不足と 空気の悪さ どうしたって前後左右の人間と触れてしまう様な
圧迫感で 気分は最悪だった
7:00am border に到着
やっと全身を伸ばせる
ふらふらになりながらも viet nam を抜ける手続きと
laos に入る 手続きが事務的に進み
気付くと laos にいた
また あの地獄に戻らなくてはいけない憂鬱
しかし 確実に少しずつ先には進んでいた
日が昇につれ バスの中は 暑くなる
人間と 荷物で めいっぱいうまったこのバスに
最悪の時間が流れる
暑さと そしてバス酔いした おばあさんの嘔吐のにおいと音
私のすぐ前方で おばあさんは げー げー ってずっとはいていた
最悪 ・・・
しかもそのおばあさん ずっーっとはきっぱなしのくせに
お昼ご飯はしっかり食べ
また午後になると げー げー って
さらに最悪なのが 小さいプラスティックのバッグにはいたそのゲロを
なぜか捨てないーーーー
おかげで 通路には いくつものプラスティックバックにはいった おばあさんのゲロが
もうなんか どうでもいい
ずべてが
無事に vientian に着きさえすれば ・・・
これ以上ない最悪の状況
と 思っていたら 間違いだった
居心地の悪さになれ ようやくうとうとし始めていた頃
ものすごい勢いで 後方から 人間が押し寄せる
慌てて 出ようと 必死
??
気付くと 恐ろしくにおう
後ろの人たちが 押してくるので
われわれも外に出る
バスはとまっていた
周りに何もない 山道の中で バスの後部タイアから 勢い良く煙が出る
乗客は 全員外に出され
運転手たちは 車体の下に入ったり
脇の小川から 水を汲みかけたりする
ああ あった もっと最悪な状況 ・・・
バスが 何もない道の真ん中で壊れ
煙をふく
ひどいにおい
しばらく クルーたちは ばたばたし
水などかけて 煙がふぁー ってまたふいて
私達はもう ぐったり
15分後
プー プーーーーーッ
クルーたちが みんなをバスの中に戻そうと合図する
ウソでしょーー
このまま山を越える気?
ローカルの乗客ですら 戻るのを躊躇する
クルーたちは 何度も乗り込めと合図する
こんなバスに 戻れない
爆発するかもしれないのに ・・・
煙は もくもくふいていて
においも相変わらずひどい
こんな状態で 走るの?
ニュージーランド人のカップルは 戻らないと言う
ここで 降りて他の方法で vientian に向かうと
私も それがいいと思った
われわれ2人と britishの男の子 そして dutch の女の子2人は
結局 バスには 戻らない決心をした
バックパックと その場で とろとろ去って行く バスを見つめる
何とかなる
ほんの数時間前に 出会った人たちだけど
同じ状況で 同じ所に向かう人たち
それだけのつながりだけど やたらと頼もしく信頼できる
あのバスに 残るより 100倍マシ
何とかなる
と すぐに 本当に すぐに
1台のtuk tuk が通りかかる
必死で走って追いかけ とまってもらう
vientian に行ってくれるという
7人全員が 大興奮で tuk tuk に乗り込む
死んでいたみんなの顔が いっきに晴れる
ほっ
tuk tuk は 風通しがよく気持ちいい
景色もよく見ると すばらしい
すぐに さっきまで乗ってた バスを追い越す
ざまーーーーみろっ
大騒ぎの私達
地獄から天国へ
コレでもう大丈夫
誰もが安心して
tuk tuk ride を楽しんだ
でもでもでも
ああ もう長い ・・・
tuk tuk は 止まるのです
ただの休憩だと思ったら
そうではない
ここからは local bus で言ってくれと 運転手
話が違う
vientian まで行くって言った
お金ももう払っている
vientian に行くには もっとお金を払えと
法外なお金を要求してくる ・・・
話が違う 必死で駆け寄る
どうやら この運転手は ただ単にvientian に行きたくないようだ
遠いから ・・・
他の tuk tuk ドライバーに話しても
みんな 遠いから ・・・
と言う
バスで行きなよ
と言う
そしてみんなで カードゲームを始めた
誰もvientian に連れていってはくれない
仕事しろよ
仕事よりゲームが大事
lao はみんないい人だと聞いていたのに
・・・
8:00pm
で 結局 最終的には
長距離バスを ヒッチハイクして
それに乗り 無事にvientian にたどり着く
へとへと
なんかもう
魂を 落としてきた感じ
無事に目的地にたどり着いた
だけど たどり着くまでにこんなにあるなんて
体力も 気力も 残ってない
ながーーい ながーーーーい 2日間は ようやく終わったのでした
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